武漢市の疾病予防管理センターから新型コロナウイルスが漏れた可能性を示した記事は、今も残っている。過去に日本でも同様の2、3の記事があったが、すぐに見つからない。 中国の教授「コロナ、武漢市場近くの実験室から流出」( #中央日報 ) s.japanese.joins.com/jarticle/26264…

ちなみに言うと、ウイルスの発生源は武漢市の海鮮市場(写真のような場所)とされたが、新型コロナのようなウイルスを持つコウモリは、食用ではないので、食品市場とは関係がない。食用ではない、洞窟に住むコウモリのウイルスが、なぜ遠く離れた場所で現れたのか？それを扱う研究所しか考えられない。

例えば、武漢市の研究所が雲南省の洞窟で捕獲したコウモリからウイルスを採取し、それを実験用の哺乳動物(中間宿主)に感染させ、そこから人に感染したとすれば、遺伝子の改変はなく、ウイルスは「自然由来」と差がない。なので、自然由来だから研究所から漏えいしたのではないと言うことにはならない。

新型コロナウイルスは、人為的に遺伝子が改変されたものではなく、自然由来のものとされるが、それは新型コロナウイルスが、研究所から漏れたものである可能性を否定しない。

中国は、かつてSARS（重症急性呼吸器症候群）と言う病気に苦しめられ、そのウイルスがコウモリ由来とされることから、コウモリからウイルスを採取して、研究する動機があった。新型コロナウイルスは、兵器ではなく、感染予防や治療のために研究され、それがミスで漏れたのだと思う。

新型コロナの発生源としては、中国科学院武漢病毒研究所の方が有名になったが、自分はもう一つの武漢市疾病預防控制中心(武漢市疾病予防管理センター)がウイルスの漏洩源だと、個人的に確信している。