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野村胡堂『胡堂百話』を読んだ。銭形平次の作者と知るばかりでご縁のない方だったが、本書で一気にファンとなった。素晴らしい随筆集からいずれ銭形平次に進んでみよう。本書は昭和34年刊行。一篇千二百字ほど。生い立ちや交友関係、銭形平次に関連して、それにクラシックレコードの蒐集等々。

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スローボート@nmh470530

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『胡堂百話』所収の「内村鑑三全集と今村均」は一読忘れ難い。戦争中、胡堂の家へ参謀本部の将校が訪れ、ラバウルの今村均司令官が、陣中で内村鑑三全集を読みたいから送れといって来たが、岩波書店、また本郷神田の本屋街にもない。そこへ金子少将が、野村胡堂氏が持っていると言う。まげてお譲りを。

スローボート@nmh470530

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