裏打ちには小麦粉澱粉糊を使用します。この糊は接着力が強く、確実に肌裏紙と本紙とを接着させます。しかし、水分を与えれば再び外すことができる可逆性の糊です。

染美栖紙と小麦粉澱粉糊を用いて肌裏打ちをする 新しい増裏紙には美栖紙を用います。胡粉が漉き込まれた、柔らかくふわりとした紙です。表具に厚みを持たせ、強度を増す ...

本研究では,絵画や書跡の裏面に接着する数枚の. 裏打ち作業のうちで,2層目の和紙の接着である,「増裏打ち」と呼ばれる工程に注目する。そ. こで用いられる材料と,それ ...

増裏打ちは、本紙と表装裂の厚みや巻くための腰の強さを整えるために施します。薄く腰の弱いものには厚手の紙を、腰の強いものには薄手の紙を裏打ちしてバランスをとります ...

さらに2枚目の裏打ちを 「増裏打ち」 と言う。 増裏打ちは、増裏紙に古糊を付け、打ち刷毛でた. たいて打ち込み、 増裏紙と本紙の繊維を絡ませ一. 体化させていく作業の ...

あらまし:掛軸や屏風といった表装裂地修理・修復は日本の文化財を守るうえで重要な技術である.この. 中でも増裏打ち工程は習得が難しいとされているが,確立された ...

2022/9/30 -なお、掛軸の場合は、最初に行う肌裏打ちの後、増裏打ち、総裏打ちという作業で全体の強度や収縮を調整します。 —作家自身で裏打ちができる作品、外注 ...

... 裏打ちします.全3回で今回は実際の増し裏打ちです.第2回目となります. 表装 修復装丁 掛け幅装編 裂の増し裏打ち 第2回 増し裏打ち. 73 views · 1 year ago

薄手の紙や布の裏面に糊を用いて補強の紙(和紙)を張ることを言います。 裏打ちすることによって、作品自体がピンと張り、強度が増し、 布地の場合には布目が崩れない ...

作品、裂地の肌裏の後増裏に使用する紙で美須紙(美栖紙、三栖紙とも書く)も奈良県吉野の美栖紙が有名。美須紙には胡粉を混入し柔らかく仕上げる。