昭和３年生まれでまだ元気なうちの母も、昔飼っていた犬を軍隊が連れていって、その犬が何度も何度っも振り返りながら悲しそうな顔をして連れていかれたことを、話すたびに今でも泣きます。こんなに長い間、母を悲しませて続けて何をどうしたかったんだ、それが何になったんだと思います。

この手の猫の供出は国の命令ではなく民間が自発的にやったのだそうです。当の軍部はこの手の供出を迷惑がり、猫の犠牲の多くは無駄に終わったそうです。民間が国の命令ではなく自発的に残虐行為に進んで協力していた狂気の時代だったのです。

つらすぎる…。 こんなバカなことを大人が子どもに強要させるとか…ほんとうに猛烈に腹が立つ。 戦争が悪いというより、こんなことを何の疑問もなく、迷いなく進め、戦争に突入していく人間が悪いのだ。 戦争を盾にすれば何でも通ると思っている。 この時代にもそうしたくてならない人がいる。

そしてカタリベがいなくなると 愚かな民衆が権力者に騙される。 忘れてはならないですね。

周囲からの無言の圧力あるいは警察力、暴力で反対意見の表明ができなくなった社会の末路(´･ω･)