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情報化と専門の細分化が進んだ現在、学術会議に諮問するというスタイル自体が古くなっている。新型コロナ対策を見れば分かる通り、尾身先生、押谷先生、西浦先生のようなスペシャリストが集まって政府を助けた。学術会議を通すより、直接専門家にアクセスした方が問題を迅速かつ適切に処理できる。
メニューを開く政権は学術会議をもっと利用したらいいのに。諮問したら専門的見地から提言や勧告を出すんだから。自分たちに批判的な意見もあるかもしれないけど、そんなのはひとつの見方に過ぎないんだから、鷹揚に構えてはいはいと受け取っていればいいんじゃないか。総理たる者、それぐらいの懐の深さを示してよ。