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≪破傷風菌≫ 原因となる「クロストリジウム・テタニ」はウェルシュ菌などと同じ「クロストリジウム属」のグラム陽性桿菌で、「破傷風菌」とも呼ばれるんだ。 世界中の土壌などに存在していて、自然環境下では「芽胞」というカプセル状の構造を形成して休眠しているんだよ。
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≪破傷風の歴史≫ 病名の「テタヌス」は「張り詰めた」を意味するギリシャ語に由来していて、古来よりけがと関係する致命的な疾患として知られていたんだ。 19世紀には北里柴三郎らにより研究が進められ、1924年に開発されたワクチンは第二次世界大戦の負傷者にも使用されたんだよ。