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1\2 「…これでわかったろう。結局のところ、根本的な部分で君と私は相容れない存在というわけだ。私は何度死んでもまた現れるが、君は一度死んだらそれきりだ」 これでいい 早く目の前から立ち去ってくれればいい いつまでも嫌らしくこびりつく脂と、蒸発して消える水がけして混ざり合わないように
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2\2 「…乳化剤があれば混ざりますよ」 「なに?」 「ひとまず一緒に新しい家具を買いに行きましょう。財団にも、何処にも居場所はないですが隠れ住むにも殺風景じゃいけません」 「…ニュー家財」 「わかっているじゃないですか」 そして彼女は背を向け歩き出す 私がついてくる事を微塵も疑う事もなく