ポスト
柄谷行人『力と交換様式』(岩波書店2022)を読みました。柄谷は交換様式論について繰り返し語っていますが、交換様式論そのものを体系的に論じた著作としては『トランスクリティーク』『世界史の構造』につづく三冊目という位置付けになるでしょう。さまざまな点で議論が深められています。(続) pic.twitter.com/DYLXfh9FXS
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く![](https://rts-pctr.c.yimg.jp/BgIFgYJGVIVv8u0nVJvw8B2FauAYMF4jOP5zFJAV4i5e72TLbER0xQeK1l8ZZ0OLtOaBP4X05fsDq5zuNohdth9kJqUKmkz0KoDLaKHLfx8zdlETEsoI3CmkWMXpDUKXJxKbVocnt2RVvyBYocN1ty1g37zk21THXOz5tB-gmIBZ7sZJKZbA48-h5yBCWcr1PTUr8NID8soH_exho1yxZ8Q9zy_beBqvwklye8o1_EE=)
ここの理解が浅かった。 国家は支配階級が発明したものではない。 王ー臣人 王からの再配分を臣人が贈与と勘違いし お返ししようとして服従関係が生じる。 pic.twitter.com/zvW88CSDEQ
メニューを開く![](https://rts-pctr.c.yimg.jp/BgIFgYJGVIVv8u0nVJvw8B2FauAYMF4jOP5zFJAV4i5e72TLbER0xQeK1l8ZZ0OLnIg3uILYZ6yjBIejZgywm46jBRynNnI1wsoh-VaZPC_hsPP2jMz9wVl_7gqZTgLbHgL86pb3WtFZKJLxpxI1nGxwl0_tgOP-wE9DjLgh4nGjo45t0zwnOs77rdxKH9LkaPNWbWibgOwk44zP2TH5PuGgQUpS3aCDKtfSHvf5OEM=)
(承前)どうにも論点が散漫な印象があり、これまでの著作からの繰り返しも多くて、「ここが到達点!」というような感じはありません。むしろ、これまでの議論の弱点に向き合って調整を加えた、ファン向けの『世界史の構造 Remix』みたいなものと受け取るのが良い思います。僕は興味深く読みました。 pic.twitter.com/cLUxMURK9P