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願望が溢れ出た瞬間、私はもう口走ってしまっていた。 「もうスミハルとは別れる!!!」 ーーー動きが止まった。と、同時に途轍もなく冷たい視線が私に襲いかかる。 「もう一回言ってみて?」 恐る恐る目を開ければ、ニッコリと人ウケばっちりな笑顔を浮かべているけれど、私にはわかる。

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これはブチ切れている表情だ。 「ぃや、だから、えっと、」 本気で怒ったイヌカイを目の前にタジタジになるしかない私。すると彼は大きく一つため息を吐いた。 「二度と外に出られない覚悟をしての発言だよね、それ?」 あっ、終わった。

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