こんばんは。昭和生まれの広島県民です。ノーラン氏は映画という虚構にて映像の真実性を重視するので、広島・長崎については鑑賞者自ら「被爆の実相」を検索する事を選んだのではないかと考えます。78年に渡りその体験を発信してきた日本へのアンサーという寓意、より多くの人に読み取って欲しいです。

疑問を感じられるかもしれません。いや、オッペンハイマーの伝記と内面と周辺で出来た出来事を描いた映画なのだからと説明しても、納得出来ない方々が沢山、出て来るで有ろうことは想像出来ます。実際に被爆地の長崎試写会場では若い学生の方より『何故、米国はこんな酷いことが止められなかった… pic.twitter.com/y1UyO9u9D1

アメリカ人の多くはこの映画にこんな思慮深く向き合ってないと思う。マッチョイズムの国で超ド級の兵器を作った男の話だからウケた。ただそれだけ。そんな印象だから余計に拒否反応が出るのかもしれない。