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経済について私は全く無知だが、おそらく動画の説明はこの点では正しいのだろう。つまりヴェルナー氏の批判の対象である、各国の中央銀行（日本なら日銀）やIMFが進めてきた「構造改革」キャンペーンの欺瞞を暴く反例となっていた、という点では、戦後日本の〈戦時経済体制〉は評価に値するのだろう。
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ただ、私見では、この〈戦時経済体制の持続〉を支えた要因の一つは、国民をして自らのことを〈富国強兵（広い意味での）という「目的」のための「使い捨ての道具」〉と諦観せしめる、そして互いにそのように諦観せしめ合う、そういう「軍隊的」な社会観・人間観の共有（の持続）だった。良くも悪くも。
