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歌を引いていただけるの嬉しいです！ 最後の歌は俳人の斉藤志歩さんに向けた連作のなかのもので、実は「またスプラしましょう」の沓冠です。 ま たはと し た ゆたったま ま す けるほ し ぷら せぼ、しも よ ら ーげるれー う（"） （句の頭で「またすぷら」 句の尾で「しましょう」）
メニューを開く榊原紘『koro』#読了 笹井宏之賞を受賞した歌人の第二歌集。｢眼の奥に錆びた秤が一つあり泣けばわずかに揺れる音する｣｢落ちてからさらに重たくなる椿 ぼくを潰せるのはきみだけで｣｢または都市。たゆたったまま透ける星、ポラセボ、霜夜、ラーゲルレーヴ｣宇宙と言葉が繋がる美意識があると思う。
