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「もはや、ゴジラはきれいごとの主役から汚れた主役になった。今考えてみると、ヒーローが汚れたり傷ついたりするのは七〇年代初期の特色だったんです。ゴジラもそんな時代の雰囲気に影響されていたのかもしれない」(中野昭慶/『ゴジラ映画40年史 ゴジラ・デイズ』)

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ときたまこ@Nca5zfNUPz5043

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内田樹によると、「七〇年代初期」の若者が街頭に出て行く時、それは何かを実現するのではなく、機動隊に殴られに行くのが目的だったという。 「血だらけになって帰ってきて、でまあ、そうするとやましさが幾分かこう緩和されるっていうですね…何か実現するよりも自己処罰ですよね」。

ときたまこ@Nca5zfNUPz5043

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