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佐藤亜紀さんの「喜べ、幸いなる魂よ」感想。18世紀フランドル。ヤネケという旺盛な好奇心と探究心、行動力を持つ頭の良い女性がひたすらに魅力的。子を産んだ後彼女はべギンという女性の共同体で生き、学問をし弟の名前で本を出し、共同体の利益、金銭や女子教育を進めていく。信仰はあるが、

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彼女の行動や言動は自由で軽やか。神の作った世界を知ろうという行為への楽しさに溢れている。べギンの女性達は刺繍や洗濯、大工仕事、自分の頭と体を動かし金銭を得る。そこには生きることの喜びが詰まっているように感じた。男を必要とせず、苦悩と感傷にも無縁。

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