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中途半端な悪役なので世界的には無視されているが、樫木央海役の金井浩人の演技はなかなか良いのではないかと思う。按針の屋敷に押しかけて藤様に撃退されるときの、高圧的な態度から一転して会釈して撤退するときの演技は、誇張を一切排していて良かった。過度に動転したり狼狽したりせずに。

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七千夜叉@volantverba

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劇中では明示されていないので海外の視聴者に伝わったかどうか判らないが、あれは央海が一瞬のうちに、虎永が登用した旗本の屋敷に押し込んでいる自分の立場が危ういと悟った瞬間だ。彼にとって按針は「蛮人」に過ぎないが、その奥方は旗本の妻なのだ。そういうヒエラルキーが理解されたかどうか。

七千夜叉@volantverba

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