＞とりみき先生 補足しますと、『猿の惑星』企画が予算の問題で没になりかけたとき、シャフナー監督が『大将軍』で組んだヘストンを招き、フォックスが予算を増額したので実現したという過去があり、以後、他社でもSF大作企画でヘストンを起用することが続いたのです。

ヘストンの映画は吹き替えで見ないとだめ。納谷悟朗さんが、かれを名優にしている。

なおご承知のようにこの映画はウィル・スミス主演『アイ・アム・レジェンド』（このタイトルは原題通り）としてリメイクされています。公開時に新訳が出ましたがこちらの翻訳は尾之上浩司さん。

恥ずかしながら、筒井康隆さんが『本の雑誌』でオールタイムベストの1冊に挙げておられたマシスンの『吸血鬼』も、それを原作とする3本の映画共々未読、未見なのですが(藤子さんの「流血鬼」は読んでます)、あの寛大な田中さんをしてそう言わしめるとは！

私も原作未読で 町山智浩さんの解説しか聞いてない分際ですが 一人で戦い続けている内に 吸血鬼が人類になり、自分こそが 憎まれる吸血鬼になっていた、 というロジックのどんでん返しは 「オメガマン」には感じられませんでしたね あれはあれで、初めて見たので好きですが