未来に行った時に、ニュースを眺めたけど 火星に「有人着陸成功」で湧いてた。 火星の居住ドームが非常に洗練されていて、 自動で組み上がっていき、傷ついても自己修復 するメタ・マテリアルという素材を開発した らしい。まるで樹木の様に成長して、ドームの骨組みに なっていく所が血管みたい

このメタ・マテリアルという素材自体は 人類が発明した訳ではなく墜落UFOが ある地域の地層から発見されたもので、 物質とエネルギーの間を行ったり来たりする 素材で且つ自己組織化する様に物体が プログラミングされていた。これで球体を 作ると凹んでも球体に戻るので形状記憶合金に 似てる

未来に行った時、みんなスマホじゃ無い アンティークなラジオを手に持っていたけど 電池がなくて、永久に聞けて、高性能な デジタルラジオ解析プログラムが小学生に 流行っている様で、プログラミング次第で いろんな国の通信が聞ける様だ。 一瞬、100年前の鉱石ラヂオの世界かと 思った。

未来に行った時にスーパーで売っていた ゴムなのかプラスチックなのか分からない 噛む嗜好品があった。ガムでもグミでも ないけど、透明なアクリルの様で柔らかく 甘みと香りがするゲル状のブレスケアの 様な食品が流行っていた。ラティスとか 買いてた。

この未来を見た時、アメリカのSF作家 「レイ・ブラッドベリー」の「R Is For Rocket」を 思い出した。邦訳では「ウは宇宙船のウ」だったと 思う。僕の好きな火星開拓時代SFの話だ。

発売当時は、構造がアレだった為に 舌を噛む人が続出したり、間違って 飲み込むと喉につっかえたりした様で 改良か改善はされたけど、なれると 一般に浸透して行った様だ。甘草の 根っこの甘みが美味しいらしい。 和のスパイスがいいと思う。