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日本政府は、行政のスリム化と言ってきた。人口減少社会にあっては、行政だけが膨張する訳にはいかない。衰退が激しかったのは、ど田舎だ。平成の大合併なるものが行われた。予算が減る中、正規公務員も非正規化していった。小泉竹中改革では、郵政も民営化され、地方のインフラまで失われた。
メニューを開く30年近く前か。労働組合の総会に出た。組合幹部は、ILOからの同一労働同一賃金の勧告を無視する決断がされたと言ってきた。自分は、総評の奴らの仕業だろうと思った。その後、正規労働者の非正規化は急速に進行した。これは本当のことだ。派遣化の流れは、竹中平蔵一人の力でできることでない。
