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→日中戦争の勃発とともに日系企業が進出を進めた華北五省を対象に、昭和13(1938)年に刊行された松井啓『実際家の観たる今日之北支薬業』を資料として、その記述内容から当時の日系薬品業者が華北地域への進出に際して障害と認識していた薬事制度上の問題点とそれらに対する言説を分析した。→

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もりたねこ@morita11

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→その結果、日系薬品業者は華北地域の新占領地への進出に際して、日中の薬事制度の違いを参入障壁として強く意識しており、取引に関わる制度の改変によって、華北地域は内地の薬品業界が抱える矛盾を転嫁しうる空間に再編できるとみなしていたことが明らかとなった〉

もりたねこ@morita11

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