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恐らく、私は唯ならぬ形相をしていたのだろう。 「そのあとに、ゆっくりとさせて頂ければと思います」 と、私は言った。 「ええ、是非そうなさって下さい」 と、免色は言った。 まりえはもっとあれこれと話したかった様だったが、外へ出て行ってしまった。或いは、何かを察知したのかも知れない。

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Kyiv Kalashnikov@kiyuu_channel

「村上さん、もし私に気を遣われて1日と言われているのなら......」 「いいえ、1日で描き上げる必要があるからです。勿論、急用などはありません」 「それは......」 「それは、明日の朝までに描き上げ、その理由を全てお話しいたします」 「......わかりました」 まりえも笙子も押し黙っていた。

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