研究の分野もそうです。 ナスカの地上絵のマリア・ライヘ氏だって、ボロい服を着て研究費ももらえず、箒で地面を掃いてたんです。 じゃああれが「趣味」ですかって言われたら、違うと思うんですよ。

「専業でなければ真のアーティストとは言えない」なら、夏目漱石や森鴎外や、何なら紫式部は何なんでしょうね。戦後だと辻井喬は第一級の詩人・作家ですが、本名は堤清二、西武グループ(セゾングループ)のトップでした。 結局は、作品やアウトプット(演奏や演技)のクオリティが全てです。アートは。

確かに「会社に雇われない限り、特定の分野の特定の業務だけで生活費を賄わないなら、プロではない」という奇妙な理論を抱えた人はしばしば見られますね 音楽家、美術家などの多くは演奏や創作活動のみで稼いでいるわけではないのに

音楽を収入のメインにしていない、でも物凄く感動的な演奏をする方や唯一無二の芸術観念を持っている方など沢山いらっしゃいますよね！

「仕事（プロ）はエラくて趣味（アマチュア）は下」という固定観念がそもそも経済洗脳されていて憐れに思えます。 音楽はまずなによりも自分のためにあるのに、どうして価値を生み出せなければ意味がないと考えるのでしょうか。 息苦しいですよね。

食ってりゃ仕事 食ってなきゃ趣味 この無味乾燥な分類もうやめません？

このアカウントの中の人は、某雅楽家の分家総領娘。 雅楽業界は、「意欲や精進だけで伝統芸能の継承はムリ」という過酷な現実。そもそも、仕事がない。 雅楽家だった本家は、楽器、衣装、いろいろなお稽古や各種御礼など、途方もなくお金がかかる生活だったらしい。…

「それで食えているか」 「生活費のメイン収入か」 をプロかアマかのものさし にしてしまうと、 おかしなことが起こります。 非常勤講師はプロではないのか？🤔 臨時職の看護士は？🤔 駆け出しの芸人は？ パートタイムのドライバーは？ 時間が短くても、 プロですよね。

“音楽は趣味”論ですね。私も読みましたが、一理あるとは思います。（むしろプロ志望者に持っておいて欲しい心構え‥食べられなければ趣味だ、というシビアな発想）が、そもそもこの世界、それを言い出したらどれだけ“本物プロ”が残るのか‥？🤔兼業で良いから『ライフワーク』として私は考えてますね。

音楽に限らず言えますよね。 役者もそうですし、絵描きさんや造形師さんとかもそうですし。 いかんせん、日本は文化や芸術にお金や時間を使わない人が多いようにも思いますし、それがメインの収入になっていない人への眼差しも冷たい傾向にある国だと常々 思いますね…