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寺尾隆吉『ラテンアメリカ文学入門』を読み終わった。独裁政権/革命/内戦により荒廃した現実を見つめるリアリズム小説が、シュルレアリズムの影響を受けると、主観世界を拡張しつつ客観視した魔術的リアリズムになり、その二輪によって駆動してきた「ラテンアメリカ文学」の百年の孤独を概観できた。 pic.twitter.com/6TpYfcyNcC

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うさぎ小天狗@USAGI_koTENGU

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『ラテンアメリカ文学入門』によれば、「ラテンアメリカ文学」とは、主観的・歴史的なリアリズムと、客観的・超時間的なマジック・リアリズムのアマルガムで、そのいずれも、ブルジョワと貧困、空想と現実、客観と主観の混淆によって生まれるが、その視点そのものがブーム化することによって衰退する。

うさぎ小天狗@USAGI_koTENGU

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これでようやくボルヘスが再読できそうだし、六月にようやっと日本語版が文庫化されるガルシア・マルケス『百年の孤独』にも手を伸ばすことができそうだよ。 (amzn.to/4d15t3h )

うさぎ小天狗@USAGI_koTENGU

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