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菊谷さんの詩は難解です。論理哲学論考くらいに説きがたく思います。けれども何かが見える。熱心に読み解こうとするなら、ぼくたちは、彼の詩から、何かしらを気づく。それは決して、詩が伝えたことでなくそして真実には伝えたことだ。言葉でないもので理解するものを言葉で伝えているのかもしれない。

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菊谷浩至 koji kikutani@kojikikutani

離れていても 君の顔を石の壁に貼って 自分の顔は土の壁に貼って 向き合う 自分がいないときも 壁と壁は向き合っている 離れていても 無言の対話の景色を 浮かべて眠り 起きて もろい皮膚を組みなおしながら 知る 声のやりとりができれば なおいい、一緒にいなくても 馴染みがないからこそ 無造作に…

アリサカ・ユキ(読書)@ki_na2022

みんなのコメント

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そうですね、アリサカさんが書かれているような、特に後半の、言葉通りではない辺りの感触が詩の面白さ、かもしれませんね。 詩の淵に落ちる、みたいな。落ちたまま戻って来れなくなって、という恐さもあります、詩には。

菊谷浩至 koji kikutani@kojikikutani

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