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この映画自体は、日本人にとっても懐かしい夏休みの記憶を呼び起こす爽やかな物語なのだが、一人の異性をめぐって一卵性双生児がそれまでにない確執を生む点で、ふとある過去作品を思い出した。まったく別ジャンルのデヴィッド・クローネンバーグ監督『戦慄の絆』('88)だ。
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『戦慄の絆』公開時、テレビの映画評で、おすぎさんとピーコさんが「私たちには怖すぎる」と語っていたことも思い出した。三角関係のドロドロ感は『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』でも無くはないし、それが思春期のもやもや感ともリンクしてはいる。