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これは今回題材が現代を舞台にして、日常的なモチーフで満たしたからこそより普遍性を帯びた映像的な美しさで、素直に感動させられた。更に白眉なのは、この印象で構築されたような映像のあり方、世界の捉え方が脚本的なテーマに違和感なく結びついている点だろう。

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トド上さん@warajiki

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露骨な形で提示されるテーマでもなく、押し付けがましく提示されるメッセージでない点が素晴らしいが、この作品のテーマは存在についてのあり方だ。 リンダが執着するパプリカチキン、指輪はどちらも父親の喪失の記憶と結びつき、そしてその記憶自体も失われている。

トド上さん@warajiki

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