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本書が資料としたのは南米のゲリラたちの著作であるようですが、おそらく足立正生監督の影響のもと、オスロ合意以前のパレスチナと思しき光景もモデルになっています。しかし、本書はリアリズム小説ではありません。セクトとは巧妙に距離が取られ、にもかかわらず、脱政治化していないのです。

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岡和田晃_Akira OKAWADA@orionaveugle

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本書は山野浩一やSF、という括りに必ずしもとらわれず、新たな読者のもとに開かれている本です。ある80年代の若者は、本書に冷淡的に振る舞いました(あえて解説には入れませんでしたが、記録を確認しています)。「内宇宙」は時間を超越します。今の読者の方が、本書を「発見」できると信じます。

岡和田晃_Akira OKAWADA@orionaveugle

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