ポスト

というものは過去の積み上げであり数値化できるものだが、未来にはそういったものはない。私には事実や論理を超えた何かがある様に思えてならない。それは感覚的なもので説明のしようが無い。結局、私は免色に打ち明ける事が出来なかった。鉛色のジャガーはそのエンジン音と共に遠くへと消えていった。

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Kyiv Kalashnikov@kiyuu_channel

「光ですか」 「そう、希望の光です」 と、免色は言った。 確かに闇の世界には光がなかった。光に照らされたこのカラフルな世界も、ドロドロと色彩が見境なく混ざり合えば暗黒世界へと化してしまう。勿論、免色の言う事は 頭では理解するが、体毛が逆立つ様な身体全体が拒否反応を示した。事実や論理

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