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分かった。 「嫉妬だよ。お前の目に写るのが俺であればいい、俺のために可愛い髪型にして、俺のためにその唇をピンクにして。そうして欲しいと、何度願ったか」 いつからそう思われていたのかは分からない。でも、目の前のフタクチの顔は苦しそうで、そんな表情は初めてみる。↓

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いつもと違う彼の頬にそっと手を伸ばせば、その手を捕らえられて「なぁ、俺のこと選べよ」と囁いてくる。 「俺のこと利用していいから」 「そんなこと…」 「頼む」 フタクチはぎゅうぅと私のことを抱き締めて離さない。失恋の痛みを知ってしまった今、簡単にフタクチを拒絶なんかできなくて、↓

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