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ヨハネ・パウロ2世は「旅する教皇」といわれたパウロ6世を遥かに凌ぐスケールで全世界を訪問し、「空飛ぶ教皇（空飛ぶ聖座）」と呼ばれる程であった。最初の訪問国メキシコを皮切りに、1981年2月23日から26日までの日本訪問を含め、2003年9月に最後の公式訪問国となったスロバキアに到るまで、
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実に世界100ヶ国以上を訪問している。勉強熱心で飛行機の中などでも学習し、訪問先の言語で簡単な演説をする事で有名だった。ヨハネ・パウロ2世は同年2月23日のローマ教皇として初の来日時には広島市と長崎市を訪れ、日本語で「戦争は人間の仕業です」「戦争は死です」と演説し、核兵器の廃絶を訴えた
