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戸田山和久先生による『自由の余地』の訳者解説を読んだとき、私にとってのデネットの貴重さが何によるのかを更に掴むことができた。すなわち、自然主義的哲学と日常言語学派的哲学のあいだで揺れ動き続けたがゆえの歯切れの悪さ――。

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青山拓央 / Takuo Aoyama@aoymtko

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「歯切れの悪さ」と言うと悪口のようだが、これは、もちろん誉め言葉である。揺れ動きによる歯切れの悪さは、哲学の良問の所在を教えてくれる。一方、歯切れの良い哲学者に成るだけならば簡単で、そのためには、ただ鈍くあればいい。

青山拓央 / Takuo Aoyama@aoymtko

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