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妖怪の種類の増加は、どのようになされたのだろうか。 その最初の段階は、中世に起こった。 古代では、妖怪的存在といえば、鬼や天狗、大蛇、狐などに限られていた。 『妖怪文化入門』小松和彦

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安西大樹(あんざいまさき)@merginalman

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ところが、中世になると、絵巻のなかに、脇役ながらも、鬼とも人とも動物とも判断しがたい気味の悪い姿をしたものが描き込まれるようになる。 そのなかに、明らかに目鼻や手足がついた道具、つまり妖怪化した道具が混じっていた。 『妖怪文化入門』小松和彦

安西大樹(あんざいまさき)@merginalman

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