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ところが、中世になると、絵巻のなかに、脇役ながらも、鬼とも人とも動物とも判断しがたい気味の悪い姿をしたものが描き込まれるようになる。 そのなかに、明らかに目鼻や手足がついた道具、つまり妖怪化した道具が混じっていた。 『妖怪文化入門』小松和彦

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安西大樹(あんざいまさき)@merginalman

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現代でも、日本文化はその基底にアニミズム的観念をもっているが、中世になって、日本人は自然物の霊魂を見出すアニミズムを拡張させて、人間が作った道具のなかにも「霊魂」を見出すようになり、道具の妖怪化もおこなわれるようになったのだ。 『妖怪文化入門』小松和彦

安西大樹(あんざいまさき)@merginalman

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