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前の流れる肱川は愛媛県南予地方の急流だ。石鎚山系を蛇行しながら大洲盆地へ流れ込んだ後はまるで滝のように伊予灘へ流れ落ちる。古くから洪水や強風、濃霧を産む暴れ川で、中流域では渓谷の蛇行と急斜面に沿って小さな集落がいくつも続く四国らしい風景が見られる。廃橋や放棄された村落の跡も多い。 pic.twitter.com/lEsvhhf3mQ

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道民の人(廃墟・ひなびた風景)@North_ern2

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その日、私は冬の大洲市内を2018年の西日本豪雨による被害跡を訪ね歩いていた。肱川沿いは愛媛県内で最も被害が大きかった所だ。やがて川に面した旧道の集落に入ると、川と山に囲まれたわずかな土地に建つ古民家が姿を現した。電気がついており横に車が何台か停まっている。気になって店の扉を叩いた。 pic.twitter.com/02MWzqZhJK

道民の人(廃墟・ひなびた風景)@North_ern2

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