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夏目漱石『こころ』に、先生の親友Kの遺書が出て来る。 「もっと早く死ぬべきだのになぜ今まで生きていたのだろう」 全く同じ想いを何度も抱いた。血と泥にまみれた状態で、同じ言葉を自分にぶつけた。けれど、Kの選んだ道に私はもう惹かれない。どんなに憐れで醜怪でも、Kとは違う道を歩いて行く。

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