↑の件については、すでに御手洗潔もいたし、続々「探偵」を標榜するキャラも誕生したから、ちと不正確でした。要は僕の中にそういう遠慮があったということで、それをコナンにズバッと宣言されたってことですね。これでコミックスの袖に森江春策君を載せてくれれば、もっと熱烈に支持できるのですがw

これは日本のミステリの"古くて新しい問題"の一つですね。 アメリカだと私立探偵は免許制度で様々な特権が認められているので、探偵が捜査する事にリアリティがありますが、日本の探偵は一般人に過ぎないので、刑事の知り合い、などの捻った設定が必要になると言う。

ハリウッドだと探偵にも体制側の人たちがいて、 例えばピンカートン探偵団がスト潰しのために民衆に紛れて裏工作するのが割とメジャーと最近知りました。 マフィアの手先になって借金取りの片棒担いだりもしますが……。

私立探偵ってよく言うが、なんで「私立」なんだろと昔思っていたら、本来の探偵（公立探偵？）は警察の刑事等を言うと知り、子どもながらに驚いたことがあります。

コナンなんか「色んな私立探偵の活躍がマスコミで大々的に報じられる」ってパラレルワールドですよね。 金田一の「有名になるのを嫌がる警察の一部のみで知られてる協力者」設定がまだリアル？

「金田一さん、あなたの推理は間違いだらけ」って不粋な本出て以来、この推理で起訴と公判維持が出来るのか？なんて視点入ったおかげで、人が死なないミステリー増えたものなぁ。 金田一さんの手法は犯人じわじわ追い詰めて自害させるんだから、起訴とか考えなくていいのに。