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欲なるものが、空しい征服の虚名にもまさって、はるかに合理的な衝動なることも認めるだろうはず。それかあらぬか、古くはコンスタンティヌス大帝の時代から、近くはプランタジュネット家諸王時代まで、この掠奪の精神は、貧しくこそあれ精悍無比のカレドニア〔スコットランド〕人たちを終始動かしつづ

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誰のための国家か@nippon1965

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けた。だが、それにしてもかの「オシアンの歌」を発想させたような高邁な人間的精神の持主でもあった同じ国民は、一方でまた平和の諸徳も戦いの理法も全く弁[わきま]えぬ。蛮行ゆえの汚名をも残しているのだ。スコット族やピクト族によるこの残忍をきわめた劫掠を直接受けたのは、すぐ南に隣接した部

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