犬死させられた若者

特攻を若い子らに強要しながら、己は本土で逃げ回り、敗戦後、身分も名も隠して生き残った卑怯未練な軍人たちが、戦時に華々しく散っていたのなら兎も角さ。 其奴らが天寿を全うしただけでも噴飯ものなのに、特攻を賛美し、御霊を英霊と呼んで死後まで収奪する奴って屑でしか無いよ。 君の事な。

先日放送されたばかりの某局某番組での特攻隊遺族の証言 母は戦中「名誉の戦死」と言っていたが、終戦後「あれは犬死だった」と言っていた。 聡明な方ならば作戦内容を聞いて遺族ですら「自分の息子（家族）が犬死だった」という事は分かっていたのだと思う。 もちろん、戦時中は言えない。

遺族側の心情から散華と呼ぶのは良いけど、公権力や第三者の立場からは「犠牲者」として認識するべきだと思いますよ。 なので教科書には不適切。 今歴史を学ぶ若者は、将来の政治を作る側の人間になるのだから。

そんな美しいものではないです。 お国の為にとか天皇陛下万歳とか、隊員達も国民も同調圧力で言わされやらされてた。 本音は死にたくないし家族に会いたいですよ。 元特攻隊員の話を聞いたり、バレない様に記した本音が書いてある資料を見たりすれば、美化する事は隊員達の思いに反するとわかります

｢戦死｣を美しく画くのは国民を戦場に送り出すものの常套手段。どんな言葉で語ろうと｢死｣は本人にとって苦しみであり、残されたものには悲しみ。

犬死、あるいは無駄死です 大切なものは一つも守れていないし、まして本来は特攻隊に行かされた若い命そのものが守るべきものだったんです

私の祖父は戦争末期に特攻隊として任命を受けましたが機器の故障により海面に不時着し泳いで陸岸に辿り着き、怯えて終戦を待ちました。 飛び散った方が散華なら生き残った祖父はなんでしょうか？私は祖父が生きててくれて嬉しい。現在97歳。質素賢明に生きてます。無様ですか？ 戦争美化はいけない。

彼らの死因を考えたら散華などという軽い言葉に変えるのは亡くなった方やご遺族への侮辱行為となり得る。戦死には苦しみが伴う。身体が裂けて生きたまま焼けた苦しみを無かった事には出来ない。彼らに敬意があるからこそ綺麗な言葉で飾ることなく我々は地に足を付けて命を重く受け止めないといけない。

散華と賛美したいなら、それ以上に華をむざむざ散らせた上、敗戦後も責任を取らなかったクソども批判とセットだろうよ。米軍基地が大事と思うなら基地のPFAS垂れ流し批判とセットってのと同じくらい明らかだろ。都合の悪い話に黙りこくなよ。卑怯だろ。卑怯保守。茶封筒保守。 twitter.com/fm21wannuumui/…