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「本という位牌を拝んで、無縁仏たちの供養をしたかった」(「オルタナ出版史のためのプログラム」)と自動筆記的に書いてしまった者として、「本というものはどうしたって、棺や墓に似る」(澤直哉『架空線』)、「卒塔婆とは〈詩集〉である」(山越亮介)という言葉に、痛く共感せずにはいられない。

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郡淳一郎@khorijunichiro

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エンタメ、情報商材、あるいはプロパガンダのツールでない、つまり反世俗的、反資本主義的、反社会的な書物のあり方にしか、もはや関心が持てない。位牌を本棚に安置しているという鈴木信太郎の随筆、神棚のない家では命名書を本棚に貼るようにという、いつか冠婚葬祭の通俗書で読んだ一節を思い出す。

郡淳一郎@khorijunichiro

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