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つぅ、と彼の御刀の指先が鞘から抜き放たれた私の刀身を愛でるように丹念に撫ぜてゆく。鍔付近より峰を辿り、反りを確認するようにゆっくりと上がっていったそれはやがて鎬を過ぎて切っ先へ…「お、待ち下され…。それ以上はご容赦を…」触れているだけ。ただそれだけなのにこんなにも。【鬼いち👹🍓】

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頬を指でつつく。「そうやって、おれを引き留めようと?」そうかもしれませんな、と言いつつ楽しくなってきて今度は頬を摘もうとすれば手首を掴まれ阻まれてしまった。残念。「構って欲しいのならそう言え。…童でもあるまい」少し拗ねたように見える様に愛しさが募り思わず抱き竦めた。【鬼いち👹🍓】

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