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明治期の三遊亭圓朝の落語では、「なんて」の類語として「などという」「なんぞという」「なんという」「なんてえ」などが使われます。文章語的な「などという」に対し、「なんぞという」以下は話しことばです。「なんぞという→なんという→なんてえ→なんて」という変化ならば、自然に思われます。 pic.twitter.com/Oel3IIBDql

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飯間浩明@IIMA_Hiroaki

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「なんてえ」は〈百両なんてえ金〉など、多く下に名詞(この場合は「金」)が来ます。一方、「なんて」は〈三拾両なんて魂消(たまげ)た〉など名詞が来ないことが多いのです。ゆえに両者は語源が違うとも考えられますが、むしろ「なんてえ→なんて」の変化とともに用法も広がったのでしょう。

飯間浩明@IIMA_Hiroaki

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