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「さあ、あげるからいっしょにあらしのてっぺんまで振り上げておくれ」イヤキチは少しじれったくなって「さあ、あげるから」を繰り返しているところへ座敷の電灯がひときわはげしくスパークした。ゴルどんは思わず手を放した。線香花火はポトリと下へ落ちる。

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あぃをゅぇぴじ@QBW27

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イヤキチは「さあ、もう一ぺんだ」と言う。ゴルどんは今度はなかなか手を出さない。耳を後ろへ伏せて、ヒゲを平手でなで回した。

あぃをゅぇぴじ@QBW27

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