勿論、あれだけアニメ×地域振興コラボを打てばマグレ当たりはあるのだろうけど、基本的にとても偶発的なものの積み重ねで、「狙って打てる」タイプの施策だとは思ってないんですよね。

その成功例とされる大洗ですら、訪れた形こそ平日日中に列車でという手段ではあったものの、お昼どきに飲食店を探し回っても営業中の店は一軒たりとも無く、この町での昼食の調達は否が応でもコンビニに頼るしか無いと言った有り様です。正直どこが町おこしで元気になった、だと感じました。

歌舞伎町もアニメ聖地で来てる人はいそう。

順番が違うんだよなぁ オタクが勝手に寄ってくる現象が先に起こるんだよ

京都や鎌倉はあれだけ多くのアニメ・実写作品の聖地になっているにも関わらずそれ以外の集客力が圧倒的に強いのであまり分析されていない気がしますね。

昔のように一年かけてアニメをやれば、人気がでてもしばらくはアニメは続くから、グッズを買ったり聖地巡礼もしやすいけど、今の短期なアニメでは人気が出た頃には終わってしまい、聖地巡礼しようと思う頃には元のアニメに興味が失せてしまっているので、やはり、昔のように一年かけてアニメをやるべき…

まあそれはアニメ作品が星の数ほど出ても売れる生き残るのはごくわずかというのと同じですから。聖地の成功確率は歴史に残る作品と同程度でしょう。それでもアニメ屋は日々作品を出し続けますが観光地にその真似は無理ですね。

地域側の観光コンテンツパワーではなく、アニメのコンテンツパワーが左右します。コンテンツツーリズムの研究者などは、その辺を明言しないんですよね。尾道で言えばワケのわからないアニメよりも龍が如くの方が影響力強かったかもしれないですね。

他の人が賛否色々いってるのは一々納得ですが とりあえず「ぼんぼり祭」と 「ゆるキャン△」出てない時点で、 「大洗を超えないと成功とは言えない」 みたいな、日本役所、文系の 悪しき「逆転前例主義」も影響してると思いますよ。 安易に「成功、失敗」と論評する人も含めてね。

鬼太郎ロード、青山剛昌ふるさと館、USJのマリオ、ジプリワールド、実物大ガンダム。 こういったものはアニメコンテンツツーリズムには入りませんか？