成長戦略を打ち立てられなかったのは、安倍政権やその他の自民党政権の失策だけども(だからインバウンドに頼った)、一方で国民も、政府が英語教育を推進すれば、日本語の方が重要だと茶々を入れ、プログラミング教育も批判する。そうであれば、何なら良いのか？国民も、考える必要がある。

アベノミクスに問題があったとすれば、円安ではなく、「第三の矢(成長戦略)」を打ち出せなかったこと。円安で国際競争力を底上げしている間に打ち立てるはずだった、次の産業が生まれなかった。

円安ですら(外国から見て安く見えても)国際競争力がないなら、円高ならもっと競争力がなくなる。(外国から見ると高く見える。)日本人が働くよりも、輸入した方が良いと言うことになる。仕事を失ったら、生活が苦しいどころか全てを失う。何のためのアベノミクスか批判している人たちは理解していない。

アベノミクス前の日本では、派遣村や下請け切りなどが社会問題になっていたのを、もう忘れたのだろうか。