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“こがばあ二百字コラム” №157 2024.4.25 以前書いた詩から 「小さい庭で」 一月 紅の山茶花が おせちをのぞいている 二月 メジロがつがいで 椿の蜜を吸いにくる 三月 恋猫の通り路 四月 メジロの一瞬の油断 躑躅の蔭に潜んでいた猫の餌食 五月 蘇芳と姫沙羅の うすい花びらを支える→

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こがばあ@kosato80

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それぞれのたおやかな枝と幹 六月 紫陽花が 外を通る長靴の子供たちを のぞいている 七月 ノウゼンカズラ 夕焼け色で咲いている 八月 月下美人が 一年一度の大舞台 束の間の濃艶な香りは誰がために 九月 日本中に金の粉をまく 金木犀  この小さい庭にも 十月 しで桜が 時ならぬ暖かさに →

こがばあ@kosato80

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