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いまや古典ともいえるジョン・キャロルのシナリオ法は、ソフトウェアのデザインを、抽象的な要求仕様からの演繹ではなく、ユーザーにとっての具体的な現象から想定するという、画期的かつ適切なアプローチだった。しかしそのための手法としてシナリオを用いるという点が、全く間違っていた(と思う)。

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Manabu Ueno@manabuueno

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ソフトウェアには状況の推移があるが物語ではない。劇場的ではあるが戯曲的ではない。ソフトウェアのデザインはむしろ、通時的な手続きのプロットを共時的な構造のイメージに変換する試みだ。シナリオ的なものを詳細に書けば書くほど、ソフトウェアデザインの勘所からは遠ざかってしまうのである。

Manabu Ueno@manabuueno

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