ポスト
ある夏の日。放課後に遊んでる時にゲリラ豪雨にあう半と稀。慌てて、近くの路地裏の開いてないお店の屋根に逃げ込む。びちょびちょになった服の裾を絞ったりしながら、雨が止むのを待つ。「大丈夫か、きさ…き…」ぶるぶると頭を振り、雨でへたってしまった髪をかきあげながら、稀を見た半が息を飲む。
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自分と同じようにぺっちょりと濡れ、へたった髪、雨が目に入ったのか、トロトロと潤んだ瞳、走ったせいか、息が上がり、少し顔を赤らめ、はぁ…はぁ…と熱い吐息を漏らす稀。更に下を見ると、白いワイシャツが濡れ、焼けた黒い肌が透け透けになり、黒いタンクトップが身体に張り付いて、
