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#断片的なものの社会学 #岸政彦 「へえぇ」「そうか」 「なるほど」「そうなるわけ」など、全編共感と内省を繰り返しつつ読んだ ここでは一つだけ書きたい 私は話す時も書く時も《私》という主語が多い 私はそうは思わない 私が選んだ物 私はこうしたい など聞かされる人は閉口するに違いない↓
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若い頃夫から「自分なんて存在しない 環境や経験で造られたものが今のお前だ」…みたいなことを言われ泣いて喧嘩したことがある その環境をくぐり抜けその経験をしたからこそ今の私がある 自分はたった一人の私だと思っていた 今は思う 私は路上に無数に転がっている世界に一つしかない小石なのだと
