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事なのです。」と述べているように、両国国技館近くのガラス工芸工場の娘だった著者・敏子の戦中戦後の悲惨な戦争体験を描いた作品である。  空襲を逃れて二宮に疎開していた12歳の敏子は、1945年3月10日の東京大空襲で、東京本所区の工場と実家は焼失、母と妹2人が行方不明になる。父と焼け跡を訪ね

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半分溶けたガラスのうさぎを見つける。父親が新潟で工場を再開することになり、8月5日、敏子は父と二宮駅に向かう。そこで米軍機の機銃掃射にあい父を失う。兄2人は軍隊に入隊していて連絡が取れない。敏子は二宮の知人や友達に助けられて、父親を火葬に付し、お寺にお骨を納める。次兄が復員して来る

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