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スタア俳優が「会社の不正を背負って無実なのに実刑を喰らってしまう」悲劇のヒーローの役を新しくはじめたと聞いて、「彼は努力して若手アイドル俳優のイメージを壊そうとしているのに、気の毒にどうも一皮むけないねえ」という業界人みたいな感想を抱いてしまった。一億総芸能評論家。

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スタアというのはそういうもので、多くの人びとが求めるイメージを破る役は滅多にやらない・やってはいけないのだから、「また善良な二枚目の役か」は全然「気の毒に」ではないのかもしれない。渥美清に殺人鬼を、高倉健に軽薄な好色漢を、石原裕次郎にシャブの売人を、誰がやらせたがるだろうか。

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