ポスト
しているが、古墳の築造は古墳時代前期後半(4世紀後半)とされていて、大刀に刻まれた「中平」年間(184〜188年)とは大幅な開きがある。つまり、大刀は200年に渡って伝世された後、古墳に副葬されたのである。 古墳の築造年代は副葬品で決められるが、メイン主体部出土遺物のうち、→
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く
最も新しい遺物が古墳築造時期の下限となる。それと前方後円墳であれば墳形、埴輪を伴っていれば埴輪の形式編年を組み合わせて矛盾がなければ相対的な築造時期が確定する。 銘文を伴っている遺物があるからこの時代に間違いない、と言い切れないのがこの問題の難しいところである。